健康で長生きすること。91歳の義理の父のお土産に思うこと。
おはようございます。なごみです。昨日夕方、買い物から帰ったら義理の父から電話がありました。
義理の父
「なごみさん、ちょっと持って行きたいものがあるんやけど、駅から電話するから自転車で取りに来てくれるか。夕飯の支度時に悪いね。」とのこと。
義理の父は90歳を超えていますが足腰も頭もしっかりとしています。電車で5分程の所に住んでいます。私の自宅は最寄り駅から遠いので、自転車で取りに来てと言うのです。
いつも中元歳暮の季節になるとどこかから頂いた贈り物をそのままこちらに回してくれます。きっと今回もそうなのでしょう。
ある時はビール1ケースをカートに載せて持って来て驚いたこともあります。
* * *
「明日お休みだからお宅まで取りに行きますよ」
と何度も言いましたが「いい、いい」と言って聞きません。これもいつものこと。
* * *
30~40分後に電話があり駅まで行きました。
義理の父は笑顔で荷物を下げていました。私を見つけると私の自転車の荷台に荷物をよいしょと入れました。
中にはお中元と思われる冷凍のお惣菜。うな重や牛丼、いくら丼が出来るセットです。美味しそう。ありがたいけど申し訳ない。自宅で戴いたらいいのに。高齢のため食べるのがしんどいのか、それとも息子夫婦に食べさせたいのか。どちらもあるかな。
そしてスイカ、冒頭の写真のさくらんぼ、桃。これ重かったでしょう。
きっとこれらの果物は買って来たのです。
父はいつも荷物を渡すとササッと帰ってしまいます。この日もそうでした。
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今日はすかさず私が漬けたぬか漬けを渡しました。ほんのちょっと1本程度です。
「私が漬けたぬか漬けです。お母さんと味見してください。」
「ほう。これは珍しいね。ありがとう!」と笑顔で帰って行きました。
私の手作りをあげたのはこれが初めてです。自家製のものをあげるのはどうかと思っていたけど嬉しそうだったので安心しました。味がどうだったかは気になりますが・・。今度は自家製のパンを持って行ってみようかな。
センテナリアンの秘訣
私たちには大したことない道のりや荷物の重さも、90歳を超える父には大変なはずです。
だから「こんなことさせて申し訳ない」という気持ちになります。
でもふとセンテナリアンの話を思い出しました。
▼メインブログに書いた記事です。
徹底解明100歳の世界。センテナリアンの健康長寿の秘訣に学んだこと。 - ゆるりまあるく
100歳で健康長寿の方はみなさん人に何かすることが生きがいになっているという話です。そしてその行動が生物学的にも長生きに貢献していることが分かったというのです。生物学的に共存することがインプットされているなんて、すごい。
義理の父の行動は何も見返りを求めないものです。ただ私たちの事を思って一所懸命にやってくれています。それは見て分かります。
それが考えようによっては父の健康長寿にも役立っているのかもしれない。そう思うと、ありがたく喜んで受け取る事が一番良いのだろうという結論に至りました。
人に何かすること。喜んでもらうこと。
確かにそういう時って楽しい。
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と言うわけで昨夜はこのスイカを夫と半分いただきました。
とても甘くて美味しかった。
丼のセットもランチタイムに美味しくいただきます。
暑くなってきましたね。
みなさん、お身体には気を付けて。
ではまた。